地域の皆さまとともに半世紀 救急から療養まで一貫した心ある医療を提供します

〒131-0041
東京都墨田区八広2-1-1

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専門外来

 

もの忘れ外来

もの忘れが気になることはありませんか。『人の名前が出てこない』『うっかりが増えた』などの症状の原因は早期の認知症や脳の病気の可能性があります。もの忘れ外来では脳神経外科と神経内科の医師が診療を担当し、もの忘れの原因についての鑑別診断を行っております。
当病院は平成27年9月1日付で東京都の指定を受け、地域連携型認知症疾患医療センターを開設いたしました。もの忘れ・認知症等の相談は院内の認知症疾患医療センターで受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

【中村病院 地域連携型認知症疾患医療センター】
TEL 03-3611-9740(直通)  FAX 03-3614-6199(直通)
Eメール ninchi@jinjukai.or.jp

もの忘れ外来の流れ

1.お問い合わせ・相談

事前に電話等でご連絡ください。初診日や検査日についてご案内させて頂きます。
かかりつけ医がおられる場合は、担当の先生からの紹介状をご用意ください。

2.初診・検査

初診担当医師による診察後、認知症鑑別診断に必要な各種検査を行って頂きます。
検査の結果が出るまでは1週間ほどかかります。
《検査》脳MRI・MRA検査、採血、神経心理検査。
※心臓ペースメーカ術後などMRI検査が出来ない患者さんはCT検査を行います。

3.鑑別診断

脳神経外科医師または神経内科医師が、各種検査結果を参考に認知症の鑑別診断を行います。結果に応じて医師・看護師・作業療法士・ソーシャルワーカーが治療にあたります。

相談について

ご本人・ご家族・関係者からのご相談に対して、医師・看護師・作業療法士・ソーシャルワーカーが対応いたします。

【中村病院 地域連携型認知症疾患医療センター】
TEL 03-3611-9740(直通)  FAX 03-3614-6199(直通)
Eメール ninchi@jinjukai.or.jp

水頭症外来

正常圧水頭症外来

正常圧水頭症外来は脳神経外科疾患の中で、特に特発性正常圧水頭症(iNPH)を専門的に扱う診療科です。特発性水頭症は正しく診断・治療することで『もの忘れ症状』等の改善が期待できます。

診療日:土曜日 ※予約制 脳神経外科外来と併診(月2回 診療日はHPに掲載)
担当医:中根 一(まこと)

<所属>

◇帝京大学医学部付属溝の口病院 脳神経外科 教授
◇中村病院 脳神経外科部長

<学歴>

東京大学医学部卒業(1987年)

<担当分野> 脳血管障害、脊髄外科、認知症

◇日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医
◇日本脳神経外科学会認定指導医
◇日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
◇日本認知症学会認定認知症専門医
◇日本認知症学会認定指導医

特発性正常圧水頭症について
idiopathic Normal Pressure Hydrocephalus:iNPH

病態

水頭症とは、何らかの原因で脳脊髄液が異常に増える病態のことで、くも膜下出血や頭部外傷、髄膜炎などの疾患の合併症として多く発症します。
水頭症の中でも、特発性正常圧水頭症(iNPH)は高齢者になってから発症し、過剰に増えた脳脊髄液の影響で、様々な症状が現れます。特発性正常圧水頭症(iNPH)は症状の進行が緩徐であることから見逃され、「歳だからしょうがない」と放置されているケースも多い病気です。患者は現在37万人以上いることが分かっており、これはパーキンソン病の約2倍にあたります。

症状

歩行障害、認知機能の低下、尿失禁の3つの症状を特徴とします。
歩行障害を認める割合は約90%、認知障害は約80%、排尿障害は約60%とされ、3つの症状がすべて揃うのは約60%といわれています。

*iNPH.jpより引用

① 歩行障害
小刻み、開脚、すり足歩行になります。特に、Uターンするときによろめきが強く、転倒しやすくなります。
歩行障害が初期症状として現れることが多いとされており、3つの症状のうち、治療で特に改善が期待できる症状です。

<iNPHによる歩行障害の特徴>

*iNPH.jpより引用

② 認知機能の低下
自発性がなく、思考や行動面での緩慢さが目立ちます。日課としていた趣味や散歩などをしなくなるといったことが起こり、物事への興味や集中力をなくし、物忘れも次第に強くなります。
③ 尿失禁
トイレが非常に近くなったり、我慢できる時間が短くなったりします。歩行障害もあるためトイレに間に合わず、失禁してしまうこともあります。

<特発性正常圧水頭症の症状チェックリスト>

*iNPH.jpより引用。

診断

3つの症状から特発性正常圧水頭症を疑い、頭部CT検査、頭部MRI検査などによる画像診断、歩行テスト、認知機能検査、髄液排除試験(タップテスト)などを行ないます。これらの診断により、治療によって症状の改善が見込まれるかを総合的に判断します。

治療

現在、治療効果が認められているものは、髄液シャント術という手術治療のみです。
流れの悪くなった髄液通路の替わりにカテーテル(管)を体内に埋め込み、過剰に溜まってしまった髄液を腹腔などへ排除することで脳への圧迫を解放し、髄液循環や脳神経機能の改善を施す治療法です。手術時間はおよそ1時間程度と比較的侵襲の少ない手術です。

<髄液シャント術>

症状の改善としては、個人差はあるものの、歩行障害は約80%、認知症は約70%、尿失禁は約50%程度の方が改善し、介護が軽減するケースも多く見られます。

酸素療法・リハビリテーション外来

■酸素療法・リハビリテーション外来はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎、喘息、肺結核後遺症など呼吸器の病気で在宅酸素療法を行っている患者さんが対象となります。
■せき・たん・呼吸困難感などの病状で日常生活に不便を感じている方、リハビリに意欲・興味があり、現在、病状が安定している方に対して包括的呼吸リハビリテーションを行い、自身が自立した日常生活を送れるよう指導を行っております。
■通院しながら家庭で行うことが出来る運動、薬の説明、栄養の指導、息切れを避け上手な日常生活の仕方など、医師、看護師、理学療法士、薬剤師、管理栄養士等が協力して指導させていただきます。

呼吸リハビリテーションのご紹介

運動療法

運動療法は呼吸リハビリテーションの中核となる構成要素です。運動療法の目的は息切れの軽減、体力や日常生活活動動作の改善です。長期的な目標は、効果の維持に加え、入院回数・日数の減少や生存期間の延長です。薬物療法や食事療法と併用することにより、さらに上乗せの改善効果が期待できます。

運動療法
右上の写真は当病院のスタッフが作成した、運動療法のパンフレットです。呼吸をするために必要な筋肉が首回り、胸、肩、背中に集中しています。それらの筋肉を総称して「呼吸筋」と呼びます。その呼吸筋を鍛えて、息切れを軽くし、日常生活が楽に過ごせることを目標に行います。左上の写真が「セラチューブ」といい、チューブを使って運動療法を行います。自宅に帰っても日々運動ができるように指導し、右上のパンフレットをお渡ししています。

左の写真は当病院のスタッフが作成した、パンフレットです。運動療法だけでなく、酸素や禁煙の大切さ、在宅酸素の機器の使い方、徘痰法、ストレッチの方法などを説明します。また「呼吸と日誌」や「からだ管理ノート」を使って日々の身体の状態を記録し、自己管理に努めるよう指導していきます。
パンフレットは字を大きく・少なくして、イラストを多くする工夫をしています。実際に患者さんに指導を行う際にはパンフレットを使用して、分かり易く説明していきます。

食事療法

呼吸器の病気を持っている方は必要な栄養量が増えている場合が多く、食事療法がうまくいかないとすぐに低栄養になってしまいます。低栄養では、日常生活を元気に送ることが出来ません。食事療法を実施することで、呼吸リハビリテーションの効果が高まり、より健康的な日常生活を送ることが可能になります。
当病院では、低栄養や生活習慣病等の改善を目的に管理栄養士が栄養指導を実施しています。食事について不安がある方は是非一度ご相談ください。

包括的呼吸リハビリテーション

◎包括的呼吸リハビリテーションの意味、働き
可能な限り患者さんの呼吸機能を維持できるように努めることによって、本人の自立を継続的に支援していく総合的な医療システムのことで、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、薬剤師、管理栄養士、酸素業者等の医療分野の専門家が連携して患者さんに適したプログラムを組むことにより、治療作用を一層高めることが出来ます。包括的呼吸リハビリテーション

◎包括的呼吸リハビリテーションご希望の方へ
当病院に通院中の患者さんは、主治医にご相談ください。
また、他院に通院中の患者さんでも包括的呼吸リハビリテーションをご希望なされる方は、かかりつけ医にご相談ください。これまでの経緯や治療内容をお伺いすることになりますので、出来ればかかりつけ医の先生のご紹介状をいただけると幸いです。

脊椎外来

金曜日 予約制(整形外科と併設診療となっております)。
当病院の脊椎外来では、腰痛、頚部痛、肩こり、手や足のしびれや痛み、歩行障害など、脊椎(せきつい)や脊髄(せきずい)に関わる病気の診断や手術を行っております。
診療・手術については、日本脊椎脊髄病学会が認定する脊椎脊髄外科指導医の先生が担当し、術後のリハビリ・経過観察まで一貫して行う事ができます。

対象疾患

頸椎から腰椎に至る脊椎変性疾患(加齢による変化)を対象とします。具体的な疾患名は、以下のようなものが挙げられます。

頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症、頚椎後縦靱帯骨化症、
頚椎症性神経根症、胸腰椎圧迫骨折、腰椎椎間板ヘルニア、 腰部脊柱管狭窄症、
腰椎変性すべり症、腰椎分離すべり症、脊柱管狭窄症 神経根症 等

担当医紹介

堀田 緒留人(金曜日担当)

日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医

脊椎圧迫骨折の新しい治療法のご紹介

BKP(経皮的椎体形成術)Balloon Kyphoplasty (BKP:バルーン カイフォプラスティ)は、2011年1月より公的保険が適用となった比較的新しい治療法です。 1990年代にアメリカで開発され、これまでに世界中で多くの方の脊椎圧迫骨折に対して行われています。つぶれた背骨を風船でふくらませてセメントで固める治療です。 Kypho(カイフォ)というのは「後弯」という意味で、背中が丸くなること。 Plasty(プラスティ)は、「形成する」という意味であり、BKPとは「バルーン(風船)を用いて、潰れた背骨を形成する。」ということです。

脊椎圧迫骨折について

転倒・転落などでおきますが、骨がもろくなっている場合には知らず知らずのうちに潰れてくる場合もあります。近頃ではCMで「いつの間にか骨折」などと表現されたりもします。

  • 圧迫骨折は、潰れた状態で骨がかたまれば(骨癒合すれば)数ヶ月で痛みは減ってきますが、背中が丸くなる原因になります。
  • 潰れた骨が固まらない(骨癒合しない)場合には痛みが残存するうえ、背中は丸くなります。ひどいと下肢に運動麻痺が生じる場合があります。

BKPの治療作用

  • 即時的な除痛作用
  • 潰れた骨を可能なかぎり戻すことにより背中が丸くなるのを矯正する働きが期待できます。

BKP治療の実際

  • 全身麻酔 うつぶせで行います。
  • BKPの所要時間は30-40分 出血はほとんどありません。
  • 背中の2か所に約5mmの切開を加え、レントゲン透視下に行います。
  • 充填したセメントは20分ほどで固まります。
  • 手術後は当日より、痛みに応じて動くことが可能です。
  • 退院は手術の翌日から可能ですが、患者さんの状態に応じて判断します。

■症例:86歳 女性 第2腰椎圧迫骨折
1ヶ月半の保存治療で疼痛が改善しないどころか、腰背部痛のため仰向けになることも困難、起き上がれない、寝返りも打てないという状態となり紹介来院。

術前・術後の腰椎単純レントゲン写真

手術前
手術後

術後 1週間でコルセットを着用して退院 退院時には痛みなし。

BKP治療のリスク

BKPは専門のトレーニングを受けた医師により行われますが、神経損傷や感染、さらに骨セメントを使用することにより発生する肺塞栓症のリスクがわずかにあります。
また、となりの背骨がつぶれてくることもあり(続発性圧迫骨折)、予防として骨粗しょう症の治療やコルセット治療が必要です。
続発性圧迫骨折が発生した場合にもBKPが必要となることがあります。
詳しくは担当医にご相談ください。

禁煙外来

当病院はニコチン依存症管理料算定医療機関となっておりますので、健康保険を使用して禁煙治療ができます(ただし、一定の条件に合わない場合は、健康保険を使用できないこともあります)。
禁煙が楽にできるように、ニコチンパッチや禁煙補助薬(飲み薬)を使用し、離脱症状をやわらげています。
禁煙したい患者さんのお話をじっくりお聞きし、ひとりひとりカウンセリングすることにより、うまく禁煙できるようにしています。

タバコを止められない2つの理由とは

タバコを吸うことにより、ニコチン依存症と喫煙習慣が成立します。
喫煙習慣を克服するためのアドバイスをカウンセリングにてお話しします。
ニコチン依存症はニコチンパッチまたは禁煙補助薬により離脱症状が軽くなり無理なく禁煙できます。

禁煙治療の流れ

(1)予約
禁煙外来は完全予約制となっております。
電話にて予約してください。
※初診時は、禁煙達成までの流れの説明や、個別のカウンセリング等を行うため時間がかかります。時間に余裕があるときを予約してください。

(2)初診、禁煙開始

検査 呼気中一酸化炭素濃度を測定します。
問診 医師による説明、禁煙宣言書の署名等します。
個別指導 ニコチンパッチを使用するか、禁煙補助薬にするか等をカウンセリングで決めます。また、使用法から禁煙達成までの流れについてご説明いたします。離脱症状を克服するためのアドバイス等をいたします。
次回予約 禁煙開始から2週間以内に来院していただきます。

(3)2週後、4週後、8週後

検査 呼気中一酸化炭素濃度を測定します。
問診 副作用、使用法の確認をします。
個別指導 禁煙の進行状況をお聞きし、それぞれに合ったアドバイスを行います。
状況によってはこれ以外のときに来院していただくこともあります。
次回予約 禁煙開始から12週間後に来院していただきます。

(4)12週後

検査 呼気中一酸化炭素濃度を測定します。
問診 禁煙の状況をお聞きします。
禁煙達成!! 表彰状を授与いたします。

疼痛外来(ペインクリニック)

主な治療は、顔面痛、上下肢痛、腰痛です。
特に、腰椎椎間板症、腰椎椎間板ヘルニア等の急激な痛みに関しては、整形外科との連携のもとに硬膜外ブロック施行により治療しております。
近年、高齢化に伴い増加が見られる、脊柱管狭窄症による間歇性跛行(歩行距離が徐々に短くなる)の症状緩和にも硬膜外ブロックが有効と考えております。また、帯状疱疹に対して、発症部位により各種神経ブロックを行っております。少しでも疼痛が軽減し、日常生活の活動向上が得られればと願っております。

【診療日】
午後診療 月曜日(予約制)

循環器内科

医学の進歩に伴い、高血圧症、大動脈瘤、心筋梗塞や狭心症、高脂血症、不整脈、心不全等の循環器疾患の治療は進歩してきました。長期に良い治療を続け、大きな病気を予防していくことが、長寿社会をより健康に過ごすことに結びつきます。このような観点から長期的な展望のもとに、循環器疾患全般の診察を行っています。 心電図、運動負荷、心エコー、24時間心電図、血圧脈波検査、CT等の検査が迅速にできる他、ペースメーカーの植え込み術等も行っております。

【診療日】
午前診療  火曜日、木曜日、土曜日(不定期)

肛門外科

肛門外科の代表的な疾患は痔です。
痔には「裂肛」「痔ろう」「痔核」があります。
「日本人の1/3が患っている」と、言われています。
女性では「裂肛」男性では「痔ろう」が多いのですが、男女ともに多いのは「痔核」で、患者さんの半数以上を占めます。
痔核には、歯状線より内側にできたものを「内痔核」、外側にできたものを「外痔核」と呼びます。
痔核の治療は、保存的療法が基本で、硬化療法、ゴム結紮療法、内痔核硬化療法(ALTA注射療法)があります。保存的療法でも出血を繰り返す場合や脱出が日常生活に支障をきたす場合は、手術療法(結紮切除)を行います。
高齢者では、直腸脱を認めることがあり、症状により手術療法を行っています。
当病院は、日本大腸肛門病学会認定施設となっています。

【診療日】
午前診療 土曜日

PEG(胃ろう)

病気のためにお口から食事を摂れない方が、栄養を補給する一つの方法として胃ろうがあります。胃ろうは、内視鏡を使って、お腹から胃に通じる小さな穴を開け、ここにカテーテルを通して栄養剤やお薬を注入します。
また、胃ろうは、カテーテルの蓋を開けて、胃の中にたまったガスなども出すことができます。胃ろうを使う必要がなくなった場合は、抜くこともできます。カテーテルを抜いた後、胃ろうの穴は、1日で自然にふさがります。

カテーテルの種類

チューブ式・ボタン式・バンパー型・バルーン型があります。
※当病院ではバンパー型を使用しています。

当病院で胃ろうの造設・交換を行う場合は、2泊3日の入院措置をとらせていただきます。
また、胃ろうチューブにつきましては、不具合がなければ半年に1回の交換になります。

(胃ろうケアガイド参照)

胃ろうの造設・交換等につきまして、ご相談等がありましたら医療連携室までご連絡ください。

リハビリテーション科

外来でのリハビリテーション

  • 包括的呼吸リハビリテーションの一環として呼吸法の指導や呼吸筋のリラクゼーション、運動指導など個別プログラムを行っています。 詳しくは酸素リハビリ外来をご参照ください。
  • 整形外科に通院している患者さんや、手術後の患者さんなど医師の指示があった場合個別に対応しています。
リハビリテーション室

入院でのリハビリテーション

脳血管疾患、呼吸器疾患、運動器疾患、長期臥床や内科疾患後などに廃用症候群をきたした患者さんに対し、理学・作業療法を行っています。
入院中の患者さんには日曜・祝日を除き、急性期病棟、地域包括ケア病棟、療養病棟でのリハビリテーションを行っており、全てのスタッフが1日でも早い回復ができるように、他職種とのチームワークを大切にしています。
退院後、より良い生活を送っていただけるよう、ケアマネージャーや地域との連携も大切にてしています。福祉用具の選定や、医師依頼にて週に一度義肢装具の調整も行っています。

理学療法:主に起きる、立つ、歩くなど生活の基盤となる動作に対して訓練を行っています。ベッドサイドでの介入も行っており、全身状態の確認をしながら早期離床を目指し、廃用症候群の予防に努めています。

作業療法:食事、整容、更衣、トイレや入浴などの生活動作、家事動作や応用動作能力の向上、社会への適応を増やす目的に、機能訓練や動作訓練の他に、作業やアクティビティを手段としてアプローチします。